リサイクル市民活動の会
 
森林破壊が進む理由
■どれくらい森林が減っているのか

1990年から1995年の間に熱帯雨林を中心に世界中で5630万ヘクタールの森林が減少したと言われています。この森林減少による二酸化炭素の増加が地球温暖化を加速させる一因となっていると言わています。また、熱帯林が広く減少することで、遺伝子の宝庫である熱帯雨林から多くの動植物の絶滅も危惧されています。


■森林破壊が進む理由は
・伐採
アマゾン流域など多くの熱帯雨林地域の開発が進められたことにより、奥地まで道路が通じるようになりました。このため、今まで手付かずだった地域の森林も伐採されるようになってきています。
また、伐採が制限されている地域においても違法な伐採が行われている事も深刻な問題です。多くは移民や入植者によって、この不法な伐採が行われています。これは発展途上地域における貧困問題ともからみ、単純に制限、禁止が出来ない、又有効な手立てが見つからない事も違法伐採が進む要因となっています。




・焼畑農業
開発途上国の貧困や急激な人口増加などの問題から焼畑による森林破壊が進んでいます。
熱帯雨林の破壊面積の内、焼畑によって喪失している面積は
 ・アフリカで70%
 ・南米で35%
 ・アジアで50%
と言われており、森林破壊の非常に大きい要因になっています。
これは、現地における教育指導や肥料の援助などによって止められる数字であり、先進国が主導的に行動しなければならない問題です。

・放牧
特にアフリカ地域では放牧による熱帯雨林の減少が続いているといわれます。






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